日本国内のレバレッジ規制はもっと厳しくなる?!
- ドル円相場予報士の吉田くん
- 2020年4月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年4月2日

FXトレーダーが海外FX会社を使うメリットのひとつにハイレバレッジがあります。2020年3月現在、日本国内のFX業者ではレバレッジ最大で25倍と規定されています。国からの規制により今後はさらに10倍以下にまで引き下げられる可能性もあります。そんな中、MXは最大888倍のレバレッジで取引することができます。
そもそもレバレッジとは?
レバレッジとは『テコの原理』に例えられることが多く、少ない資金を利用して大きな取引ができる仕組みです。レバレッジを使うことで、10万円の資金で1,000万円分の取引も可能になります。その倍率がレバレッジ〇〇倍となります。例えば、2倍であれば20万円分、10倍であれば100万円分、100倍であれば1,000万円分の取引ができることになります。つまりレバレッジが大きくなればなるほど、1回の取引量を増やすことが可能となります。
高いレバレッジは資金効率を高める
レバレッジ1倍であれば10万円の投資金に対し10万円分の取引しかできないため、得られる差益も少なくなってしまいます。レバレッジ888倍の場合、10万円の投資金で最大8,880万円(10万円×888倍)分の取引が可能ということになります。取引量が多ければ多いほど、得る利益も大きくなります。同じ投資金を利用した取引でも得られる差益が大きく違ってきます。これがハイレバレッジの魅力といえるでしょう。
実際に数百万、数千万という投資金を用意しなくても『差益決済取引』と『レバレッジ』という仕組みがあるため、数万円の自己資金でも数百万円と同じ取引ができ、少ない資金でも大きな利益を狙えるのがFXの魅力です。
ハイレバレッジはロスカットのリスクも高める
しかしながらハイレバレッジはメリットばかりではありません。リターンを得られるということは、もちろんその分だけリスクもあるのです。レバレッジを大きくして取引量を増やせば、リターンは大きくなりますが、その反面、強制ロスカット(損失確定決済)までの距離(差益)も縮まることを考慮しなければなりません。
実際の取引では最大レバレッジの1/10ほどの実質レバレッジで取引する方がリスクの軽減につながります。MXの最大888倍であれば88倍の実効レバレッジで取引することを目安にしたり証拠金維持率を考慮しながら賢くメリットを利用しましょう。最大レバレッジぎりぎりで取引してしまうと、ほんの少しの為替レートの動きでロスカットとなってしまうので、レバレッジ管理が大切です。
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